2009/09/29

Chipmunk's ABC


➚Western Publishing Company,Inc.,
巻末に母の字で”1990.4”とボールペンで記してある。
表紙にタンポポとツクシのシールが貼ってある。
これはテーチョが選んだ本だったかな??





英語の感覚がつかめる、素敵な本!

2009/09/22

吾輩は猫である


☚平成二十年 八月二十日 百七刷
 著者 夏目漱石

わたしは安野光雅さんの絵も大好きです。

読み始めは、その文体に慣れず、進みが遅かった。
読み終えた今でも攻略するには程遠く、この先何回読んだところで、その世界を理解し尽くすことは大変難しいと思われる。
でも、わたしでも理解できる部分もちょくちょくあり、にやにやが一定のペースで途絶えなかった。
ぼんやりと意識下に漂っていた考えなどが『吾輩~』を読むことでハッと明らかにもなる事がたくさんあった。大変奥深い、大根的魅力がある本だと感じます。

今日一日の中で一番面白かった部分をご紹介致します。

>「ピサゴラス曰く天下に三の恐るべきものあり曰く火、曰く水、曰く女」
「希臘(ギリシア)の哲学者などは存外迂闊(うかつ)な事を云うものだね。僕に云わせると天下に恐るべきものなし。火に入って焼けず、水に入って溺れず……」だけで独仙君一寸行き詰る。
「女に逢ってとろけずだろう」と迷亭先生が援兵に出る。主人はさっさとあとを読む。



タマス・ナッシの十六世紀に書いた”色々女の悪口”を苦沙弥先生が、読みあげている部分であります。
このくだり、細君が家へ戻ってくる。

2009/09/16

脳を活かす勉強法

☚2007年12月18日 第1版 第1刷発行
  2009年3月26日 第1版 第46刷発行

わたしは、かたくなな面もありまして。
自分が読みたい❢って思わないと、絶対に読めないのです。
英語を勉強するにあたり、この世には知の集積、勉強法の本がたくさん出ているから参考にしない手は無い。
役立てるものはすべて真似したい。

あらためて、電撃をくらった。
そして、おおいに英語の勉強に即効役立つ内容もある。

何より、勉強を自分のものにすることの歓びが、ひしひしと、伝わってくるのです!
勉強に憧れるほどです。
まぁ、わたしはこんなんですので、ある分野においてのマスターは期待できないことは知っています。

でも、やって無い分、やれることだって、かなりあるのだ!と思える。

あの茂木さんの「アソビ」の授業を受けて以来、茂木さんはわたしのMentor.
Mentorです。

2009/09/08

熱帯の夢


☚2009年8月23日 第一刷発行 茂木健一郎さん著。
先日、サインを頂いた本です。

>旅をすることの意義は、どれくらい真摯に突き動かされるかという点にある。問題は、旅をしていることの長さにあるのではない。どれほど没入し、そして動かされるか。故郷からはなれてしまうことができるか。自分の中に、その時の元素のようなものを取り入れることができるか。どんな「精霊たち」に出会うことができるか。
(中略)
 いつかは行ける、というのではダメである。旅は、焦燥にかられて赴くのでなければならない。旅をすることが私たちの中に残す痕跡。それが大きく成長するのには時間がかかるということを理解しなければならない。ダーウィンがその「畢生の大作」・(Magnum Opus)である『種の起源』を世に問うたのは、50歳の時であった。ビーグル号の旅でガラパゴス諸島を訪れ、奇妙な生き物たちを観察し、進化論のアイデアを得てから、すでに四半世紀の時間が過ぎていた。
 着想の「種」にとって、機が熟すのには、それだけの時間がかかる。できるだけ早く出かけて、魂のうちに種を植え付けなければならない。私も、すでに人生の半ばを過ぎた。何ものかの萌芽を抱くには、遅すぎるかもしれない。それでも、旅する衝動は消えない。おそらく、生涯の最後の瞬間に至るまで。もうすぐ人生を終えるような人までが心の中に種を植え付けて一体何になるのだという考えもあるだろう。それでも、心臓の鼓動が消えるその最後の瞬間まで、私たちは前に進み続ける。人間は、突き動かされてそうせざるを得ない生き物なのだ。



前半の写しには、かなり重要なことばかりが並んでいるように感じます。
自分の知らない、馴染みのない世界を訊ねることは大きなストレスも伴うと思います。
出会った世界が鮮烈で、自分の世界をすべて押し流してしまうほどのものは、もしかしたら今までの自分にとっては脅威なのかもしれず、受け入れ難い気持ちに覆われてしまうかもしれません。

でも、茂木さんを知り得る限り観察していると、茂木さんはそれにとても強い。と感じます。

そんな脅威となりうる世界を自らの好奇心にそそのかされるままに、占領させることは、自分を強くして、大きくして、広くするチャンスなのだと感じます。

その大らかさを持ち続ける人間でありたいと思いました。

本全体は、もっとやんちゃな部分も多くあり、一気に読めます。
わたしにとっては、しづかにキラキラした鉱石のような本です。

2009/09/07

花椿 HANATSUBAKI

No.535 January 1995
☚この「サイコボーグ」1994年 は、何も知らずに、人形だと思っていました。とても精密でかっこいいから欲しかったのです。だから印象に残っていました。のちのち森村昌康さんが扮した芸術なのだと知りました。
※拡大して読めるかな?




No.562 April 1997
☚森村泰昌さんの展示会を拝見し、改めて文献を読んでみました。



No.563 May 1997




No.566 August 1997




No.568 October 1997




今回、読めた範囲で興味深いものをUPしました。
97年は中学校1年生ですねぇ。
まだわたしは読むことを億劫に感じている時代です。

No.572 Februay 1998

プリクラ全盛時代、あったね!
とくにマリリン・モンローへのオマージュは衝撃的でした。
これも森村泰昌さんの作品を先に知り、あとでモンローの写真を見ました。


それがどした と言われると何とも言えません。
ただ、楽しいから(^^)。
自分への種まきです。そして、水やり、観察。

2009/08/27

PEANUTS KEY WORDS Vol.2


☚2回目。「こんな生き方探してみよう」からも出典しています。


>PHYCHIATRIC HELP 精神科 相談所


>FOOT BALL フットボール


>RESOLUTION 決意


>BEAN BAG


☚チャールズ.M.シュルツ、谷川俊太郎訳

ルーシーは強くておしゃまさん。
かっこいい。
かわいい。









♫クリックすると大きくなるよ。
 是非、音読してみてね!

2009/08/18

BRUTUS


☚8月17日発売 vol.669

すごく面白い!!

2009/08/09

Break Fast at Tiffany's


☚Truman Capote著。村上春樹訳 新潮社文庫 平成20年12月発行

とにかく、わたしのベスト5に入る。
4つのストーリーが掲載されています。
読まずに一生を終えるには惜しい一冊です。

傾聴力


☚2008年8月8日 第一刷発行
 2009年3月19日 第三刷発行
 著者 古宮昇

>第一章 「傾聴」という援助法について

1 悩んでいる人を支える方法について

 悩んでいる人やつらい思いをしている人を見ると、助けたい、ラクになって欲しい、と願うものです。助けるためにはさまざまな方法があります。その人に代わって問題を解決したり、それができないときには、解決策をアドバイスすることもあるでしょう。それさえできないときは、元気づけたり励ましたりするかもしれません。
 でも、深く大きな悩みや迷いを抱えている人や心が弱っている人に、簡単に教えられる解決策もなければ、アドバイスをしたところで役に立たないことも多いでしょう。正しいアドバイスや解決法を実行できるくらいなら、とっくに自分で解決しているかもしれません。
 また、悩んでいるとき、「元気を出しなさい」とか「くよくよするな」と励まされても、元気が湧いたり気持ちを切り替えたりなどできないこともあるでしょう。「うまくいくから大丈夫だよ」と太鼓判を押されたので「そうだね」とは答えたものの、本当に大丈夫だとは信じられないこともあるでしょう。
 悩み苦しむ人を支える方法の一つとして、解決策やアドバイスを与えることのほかに、その人の話に親身になって耳を傾ける(傾聴)という方法があります。悩み苦しむ人にとって何より大きな助けになるのは、しばしば自分の話をじっくり聴いてもらい、自分の事を親身になって分かってもらう事なのです。


2 傾聴がなぜ支えになるのか

 (1)自分を表現したいという願い

 私たち誰もが自分を表現したいという深い欲求をもっています。絵画や音楽などの芸術活動や服をデザインして着ることなどは、世界中の人たちが大昔から行ってきた自己表現です。そして、なかでも最も身近な自己表現は、話をすることです。自分を表現することは私たち人間の深い欲求であり、それができないとき、私たちの心は窒息します。
 さらに私たち誰でも、自分のことを分かってほしいと強く願っています。だから理解されないとき、深い孤独感を感じたりすごく腹がたったりします。人と人の間ではけんかになり、国と国の間では戦争の一因になります。
 ですから私たちは、悩みを抱えて苦しんでいるときや心が弱っているとき、心配事や気になっていることを自分のペースで話し表現することが、特に大切になります。そして、それを親身になって分かってもらえると、さらに自由に話すことができます。そうして十分に表現できるにつれ、こころがラクになっていきます。それとともに、もともと私たちの内にあった強さ、たくましさが少しずつ蘇ってくるのです。

 (2)成長を求める命の力

 植物を育てるとき、光、温度、養分、水などの環境を整えます。植物は適切な環境があれば、その植物らしく育っていきます。人間が芽や茎を引っ張って伸ばそうとしても無駄ですし、植物にとってはきっと迷惑なことでしょう。また、盆栽のように、誰かが考えた「正しい」「美しい」形にしようと針金を巻きつけると、その人間にとっては好ましい形になるでしょうが、松の本来の形、その松がなりたい形とは違う、歪んだ形にしかなりません。
 傾聴する営みにも同じことが言えます。植物にとっての適切な環境は、光、温度、養分、水ですが、私たちのこころにとっての適切な環境のひとつが、自分のことを分かってくれる人間関係なのです。ですから、苦しむ人、こころが弱っている人の語りを傾聴することは、その人が本来もっているしなやかさ、たくましさ、その人らしさが、育まれる、適切な環境を提供することなのです。
 傾聴の根本には、「人は、適切な環境さえあればその人らしく成長していくのだ」という、人間の成長力があることを感じています。
 では、人間誰しもがもっている自分らしさ、しなやかさ、たくましさが育まれる傾聴の関係とは、どのような関係でしょうか。次はそれについてお話しします。



全部で151ページ。

”8/6(木)PM 12:35、自分の自己嫌悪は聴けていないところにあったのかもしれない。”

私は本を買った日と時間、その理由を本の終わりのページ辺りに書きつける。


昨日読み終わった。またもや本は線だらけになった。
波線直線、破線点線二重線…。

人が印を付けた本は読みにくいと思う。
この本は1,400円ですが、内容に対して安いと思う。2,100円くらいで売ってあっても、私は買うと思います。

2009/08/02

海辺の扉 


☚浅井愼平 2008年発行。

>「あとがき」
サウスイーハトーヴ市のサンセットビーチ通りに別荘を持つことになった気分はどうですか。

この町はぼくが世界中を旅をしながら潮の香りのする場所をコレクションして作りました。

コラージュででき上がった海辺の町はあなたが扉を開ければすぐ目の前にあります。

そこはあなたの住むもうひとつのイメージの場所です。
質素で快適なベッドルーム、海の見える窓、ウッドのサンデッキ、小さなヨット、サーフボード、シュノーケル、フィンランド製の暖炉、そして、何よりこの町では素足で過ごせます。

ここに住めば、あなたの人生にとってなにが必要で大切なのか解ります。

人間は海から生まれました。
海を感じることは命を感じることです。
この本があなたの人生のさゝやかな、でもかけがえのない存在になることを願っています。
いつか、サンセットビーチの町で珈琲でも飲みましょう。
あなたもぼくも素足で。

海岸美術館にて
2008年 早春


先日、茂木さんと浅井愼平さんの対談に行った。
この本を持って行った。

浅井さんは対談後、茂木さんに丁寧に挨拶をなさって、くるりと帰られた。
あっ、と思って、持ってきた本を差し出して、サインをもらった。
そして、私はこの写真集を買った理由、自分の感想を、サインをしていらっしゃる間に手短に述べた。
浅井さん「このペンは太いな。太すぎる。もっと細いの、、、」
私「太いですか、そしたらこっちは細いです。」
油性のマッキーだったから、ラッキー。

サラサラッ…。

サラサラッ の間に私はとにかく、手短に、伝わるように、話した。
浅井さんはにこっと笑顔で「ありがとう。」
私「ありがとうございます。  あの、握手してください!」
ぎゅっつ!と浅井さんの手に力が入った。
私も感謝の気持ちで、きゅっと力を込めた。
嬉しかった。

ありがとうございます!

浅井さんの手はふかふかでとてもあったかかった!!
わたしは会場のクーラーで冷え切って冷たくなっていた事に気付いた。

写真集について、いろいろ伺いたい事があって、そんなchanceがあったらと思って持参していた。
それは叶わなかったが、とってもいい出会いだったと思う。
そんなことで、ひとりの人間はいろいろな想いを抱き、奮起して、元気になって、いっそう強く、輝いて生きていける勇気をもらう。

だから、とても良かった!
嬉しかった!

この写真集は本当に素敵です。

それは、今、わたしの様々な感情に訴えかける何かが写っているからだと思います。

買ったきっかけはヘミングウェイの写真があって、写真集の世界が、私の中でカチッと繋がって共感できたからでした。それが浅井さんに伝えた内容です。

でも、今日は違う写真に新たに感動しました。
不思議だね。
見れば見るほどに味わいが違って、いっそう”いいなぁ”って思う。

2009/07/21

桂枝雀のらくご案内~枝雀と61人の仲間


☚1996年 第一刷発行。

1939年神戸に生まれる。1999年4月没。

とても話し言葉がやさしくて、タンタンとリズムよく進む。
勉強不足故、1度読んだだけではオチが分からない噺(はなし)もあるが、読み進むにつれ、味わい深い面白味を感じられるようになる。

>まくら

 いつの頃からか持ちネタを六十にしぼったのでございます。「六十」という数字には、宗教的な意味も、ましてや哲学的な意味もございません。自分の好きなネタを集めてみますとたまたま六十になっただけなのでございます。
 どの噺も何百とある大阪落語のなかから選んだ私の仲間なのです。この六十人の仲間たちは、私を中心に円陣をつくっています。で、ひとりひとりがその円の外側に向かってボチボチと歩きだしているのです。それを私が「コレコレ、どこへ行くねんな」とよび戻します。よび戻す方法はただひとつ、お稽古のみであります。充分お稽古が足って、高座でもよく演らせてもらっている仲間は、私のひざのまわりでウロウロしていますが、めったに手がけない噺は正直なもんで、はるかかなたの隣町の方まで行ってしまっています。それを連れ戻して「マアマア気ィ短うせんとお戻りやす」と機嫌をとってますと、そのすきに他の仲間が脱走をはかるのです。
ちょうど園児を引率して遠足に出かけた幼稚園の先生みたいなものです。
 度の仲間も好きで好きでたまらないネタばかりでございます。私の愛する仲間たちのノロケ話でございます。ネタのはなし、楽屋裏ばなし、むかしばなしにムダばなし。いずれも噺にひっかけましての六十+一席。おしまいまでごゆっくりとおつきあいお願いいたします。

 昭和五十九年六月   桂枝雀

写真がもっと好きになる。


☚この題名を読んだだけで、とても素直な気持ちになった。

目次はもっといいし、本文もとてもいい。
菅原一剛さんはとてもやさしい視線を持った方なんだと思う。

>第1章 カメラと一緒に歩いてみよう。

写真の始まりは、いつもお散歩。

カメラを持って散歩してみよう。
”いい写真とは?”なんて考えずに、
発見したものをそのまま写してみよう。
そのとき感じた気持ちを込めながら。
その時感じた気持ちが、かならず写るから。

ぼくは子どもの頃からお散歩が大好きでした。
そしてお散歩とは逆に、
もともとは、写真が好きだったわけではありません。
ところが今では、そのどちらも大好きです。
実は、このふたつは驚くほどよく似ています。

お散歩の最大の楽しみは、たとえ慣れ親しんだ場所でも、
いつも新しい発見があることだったりします。
時間帯が変われば、同じ場所とは思えないほどに、
その光景は変わります。季節が変わればなおさらです。
新しい発見というのは、いつの日も不思議と、
ぼくたちを幸せな気分にしてくれます。
それは写真も同じだったりするのです。
いくら頭の中で「こんな写真が撮りたいな」と思っていても、
何といっても写真の場合は被写体という相手が必要で、
相手にも都合があります。
だから、相手に対して一方的に眼差しを向けたところで、
思い通りの写真が撮れるとは限りません。

そんなときには、どうしたらいいでしょう?

2009/07/02

恋愛がつづく方法



☜この本、2007年1月21日に買っている。(笑)
誰とも交際の履歴は無いが(!!暴露。)
多少の勉強も必要だろう…。そう思って買った。
だって、家ではかつて、母主観での恋愛話を聞いただけ。
わたし達娘3人は恋愛の れ さえ出てこない姉妹であるのだ。(少なくとも私は。)

今度きむきむに会うとき、これを持って行くよ!

>はじめに

本書でいう自尊心とは、エゴやプライドのことではなく、自分の人間としての価値を認め、自分を大切にする気持ちのことです。
あなたが自分に対してどういう見方をするかは、恋愛を含めえて人生のあらゆる側面に影響をおよぼします。
あなたが恋愛をするとき、どういう相手を選ぶか決定するのは、あなたの自尊心です。
あなたが選ぶ相手のタイプには、性格や外見だけでなく、信頼性、誠実さ、収入、将来の夢、ふるまいなども含まれています。
自尊心が足りない人は、自分に悪い影響を与える人を選ぶ傾向があります。「自分はいい人と恋愛をするだけの価値がない」とおもいこんでいるからです。悲しいことに、そういう人の恋愛は決してロマンチックなものにはなりません。

それに対し、十分な自尊心を持っている人は、自分にいい影響を与える人を選ぶことができます。「自分はいい人と恋愛をするだけの価値がある」と確信しているからです。
自尊心を高める方法はたくさんあります。
たとえば、その分野の本を読んだり、セミナーに参加したりするといったことです。
本書をじっくり読んで研究することも、その方法の一つです。
自尊心を高めれば、人生のすべての価値、とくに恋愛の質を高めることができます。
もしあなたが「自分はいい人と恋愛をするだけの価値がある」という確信が持てずにいるなら、そう確信が持てるようになるまで待ちましょう。自尊心を高めることができれば、必ずいい人が見つかり、いい恋愛をすることができるはずですから。
                 ジェリー・ミンチントン


1.うまくいく恋愛の条件を満たすこと

うまくいく恋愛とうまくいかない恋愛があるのは、いったいなぜでしょうか?
いい関係を築くためには、二人が次の条件を満たす必要があります。

・相手の目標を大切にしている
・相手に誠意を尽くし、おたがいが対等である
・共通のルールに基づいて行動している
・相手を尊敬し、信頼している
・自分らしくいられる
・同じ倫理観と価値観を持っている

更に付け加えると、同じ経験や共通の趣味を持っていれば、より一層深いきづなが深まります。
とはいえ、それは必ずしも不可欠な要素というわけではありません。

以上の条件を満たせば満たすほど、二人のきづなは深まり、おたがいがますます成長していくことができます。

2009/06/29

FREMAGA


☛これ! 昨日あっ凧さんにて、だいさんからBOOKリレーとして預かった!!
すごい。Megumiのフリーペーパーらしい。
これをフリーで作るめぐみも凄いが、この中に登場する人に2人、私は感動しました!
その内の最上級に感動したひとりの対談をUPします。
自分の為です。
内容、この人の考えを覚えるいい機会だと思います。
『RASTA GOT SOUL』をCD出しているジャマイカの方。
>インタビュアー(以下い) 今日のあなたに何があなたの変化に影響しているの?
 BUJU(以下ぶ) 人生そのものが刺激になっている。人生経験、そして、経験による英知などが全て融合されている。もし君の人生や、音楽や放つ言葉が活気のないものだとしたら、君の行動はそものもになってしまう。それからそのサイクルを壊して、もっと人生の目標を高く持って、自分が最高の状態でいれば、なんだって可能になるんだ(笑)。だから、僕はもっと上を目指して動き続けるんだ。
世界レベルでのレゲエ音楽は市場に出回るようになって、約50年がたったと思うが、まだまだ国際レベルでのリスペクトは得ていないと思う。それは、音楽家たちが、団結出来ずにそれぞれの時間の許す限りのなかで活動せざるを得ないからだと思う。
長いので写しは明日へと続く。

2009/06/10

100万回生きたねこ


☛わたしの大好きな絵本、第二弾。




> あるとき、ねこは どろぼうの ねこでした。ねこは、どろぼうなんか だいきらいでした。
 どろぼうは、ねこと いっしょに、くらい街を ねこのように しずかに 歩き回りました。
 どろほうは、いぬのいる 家にだけ どろぼうにはいりました。
いぬが ねこに ほえているあいだに、どろぼうは 金庫を こじあけました。
 ある日、ねこは、いぬにかみころされてしまいました。
 どろぼうは、ぬすんだ ダイヤモンドと いっしょに ねこをだいて、夜の町を 大きな声で なきながら、歩きました。そして 家に帰って、小さなにわに ねこをうめました。

 あるとき、ねこは ひとりぼっちの おばあさんの ねこでした。ねこは、おばあさんなんか だいきらいでした。
 おばあさんは、毎日 ねこをだいて、小さなまどから外を 見ていました。
 ねこは、一にちじゅう おばあさんの ひざの上で、ねむっていました。
 やがて、ねこは 年をとって しにました。よぼよぼの しんだねこを だいて、一日じゅう なきました。
 おばあさんは、にわの 木の下に ねこを うめました。

あるとき、ねこは 小さな 女の子の ねこでした。
ねこは子どもなんか だいきらいでした。
 女の子は、ねこを おんぶしたり、しっかり だいて ねたりしました。ないたときは、ねこの せなかで なみだを ふきました。
 ある日、ねこは 女の子の せなかで、おぶいしもが 首にまきついて、しんでしまいました。
 ぐらぐらの頭に なってしまった ねこを だいて、女の子は 一日じゅう なきました。そして、ねこを にわの 木の下に うめました。
 ねこは しんぬのなんか へいきだったのです。

あるとき、ねこは だれの ねこでも ありませんでした。
のらねこだったのです。
ねこは はじめて 自分の ねこに なりました。ねこは 自分が だいすきでした。
 なにしろ、りっぱな とらねこだったので、りっぱな のらねこに なりました。

どんなめすねこも、ねこの およめさんに なりたがりました。
 大きなさかなを プレゼントする ねこも いました。
上等のねずみを さしだす ねこも いました。
めずらしい またたびを おみやげにする ねこも いました。りっぱな とらもようを なめてくれる ねこも いました。
 ねこは いいました。
「おれは、100万回も しんだんだぜ。いまさら おっかしくて!」
 ねこは だれよりも 自分が すきだったのです。

たった 1ぴき、ねこに 見むきも しない、白いうつくしい ねこが いました。
 ねこは、白いねこの そばに いって、
「おれは、100万回も しんだんだぜ!」
と いいました。
 白いねこは、
「そう。」
と いったきりでした。
 ねこはすこし はらをたてました。なにしろ、自分がだいすきでしたからね。
つぎの日も、つぎの日も、ねこは、白いねこの ところへいって、いいました。
「きみは まだ 1回も 生きおわって いないんだろ。」
白いねこは、
「そう。」
と いったきりでした。

 ある日、ねこは、白いねこの 前で、くるくると 3回ちゅうがえりをして いいました。
「…

2009/06/08

いにしえからのラブレター


☛昔の人々も、いま生きている私たちも、まったく変わらない。
時代や場所が違っても みんないっしょ。
それを知ってすこしやさしい気持ちになれました。(けどすぐ忘れちゃうよι)
2003年7月初版




君を待っていたら
木々の夜露に濡れてしまった
さびしさが心にしみて
木陰にずっと立ち尽くしていた
(あしひきの 山のしづくに 妹立つと 我立ち濡れぬ 山のしづくに) 大津皇子

わたしを待っている間に
あなたを濡らしたっていう夜露
その夜露に
わたし なれればよかったのにな
(我を待つと 君が濡れけむ あしひきの 山のしづくに ならましものを) 石川郎女



目が覚めたら
髪の毛ボサボサなの
でもいいんだ今日はこのままで
昨夜大好きなあなたに
優しく抱かれて撫でられた髪だから
(朝寝髪 我は梳らじ 愛しき 君が手枕 触れてしものを) 読人知らず



あなたがもし宝石なら
ブレスレットにしていつも巻きつけちゃうのに
いつもいつもあなたにくっついていたい
でもそうもいかないんだよね
(玉ならば 手にも巻かむを うつせみの 世の人なれば 手に巻きかたし) 大伴坂上大嬢



たとえて言うなら
君はちょうどなでしこの花かな
何度眺めても 長く眺めても
いつ眺めても どう眺めても
飽きないだろうな
だって君はいつだって
きれいなんだもん
(愛しみ 我が思ふ君は なでしこが 花になそへて 見れど飽かぬかも) 大伴家持



ちょうどさぁ
逢いたいなぁと思ってたんだ
いまごろどうしてるかなぁ……って
そしたらさ
かわいい帽子をかぶって
向こうの方から
君が歩いてくるじゃない
こんな偶然 うれしい…
(見まく欲し 思ひしなへに かづらかげ かぐはし君を 相見つるかも) 読人知らず



来てはいけない場所なのに
あなたはそこを行ったり来たりしてるのね
そんなところから手なんか振ると
野守に見つかってしまうのに
(あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る) 額田王

紫草のように美しい君
憎らしいと思えるのなら
すでに人妻である君に
手なんか振ったりしない
恋したりしない
(紫の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆゑに 我恋ひめやも) 大海人皇子



もう君のことなんか忘れようって決めたのに
移ろいやすいな
ぼくの心は…
庭に咲く梅の花のように
だんだん思いは紅くなる
今でも君を愛してる
(思わじと 言ひてしものを はねず色の 移ろいやすき 我が心かも) 大伴駿河麻呂



離れていて逢えないのはつらいよ
でもね
いつだって君の笑顔を思いだしてる
すぐ傍らにいるみたいにさ
だから
さみしいけれど がんばれる
(遠くあれば 姿は見えず 常のごと 妹が笑まひは 面影にして) 問答の歌



なんだかバタバタと
あわただしく出かけてきたから
こうやってすこし落ち着いてみたら
君とゆっくり言葉を交わしてこなかったことに気が付いた
こころ残り
(あり衣の さゑさゑしづみ 家の妹に 物言はず来にて 思ひ苦しも) 相聞



離れているから
ぼくは雲になりたいと思う
雲になれれば今君にフワッと逢いにも行けるし
明日フワッと帰ってくることだってできるのに
(み空行く 雲にもがもな 今日行きて 妹に言問ひ 明日帰り来む) 相聞



逢いに行くよ
これから直ぐに
ぼくに逢うと
嬉しそうにニコッと微笑んでくれる君
君に逢いに行くよ 今
今 直ぐに
その笑顔に逢いに行く
ずいぶん待たせたね
(待つらむに 至らば妹が 嬉しみと 笑まむ姿を 行きてはや見む) 読人知らず

2009/06/07

THE DESIGNS OF WILLIAM MORRIS


☛ウィリアム・モリスの図版。
といっても手のひらサイズの小さな本です。
とても美しい柄です。アール・ヌーボーの原点とも言えるアーツアンドクラフト運動を引っぱってくれた人だと聞いています。
自然回帰の傾向もある2009-10 A/W コレクション。
ぜひ、ご覧になって下さい。
※前回紹介した『いばらひめ』の背景図案にも使われているのですよ。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうか??¿?

2009/06/06

PEANUTS KEY WORDS スヌーピー     きみと話がしたい



☛マンガの言わんとすることを、ほしのゆうこさんがわかりやすく解説。
とてもやさしい気持ちになれる本だ。
✷マンガはクリックで拡大して読んでみてね。


>ケンカができる仲になる。
CRABBY~怒りんぼ~

 学校でいつも一緒のペパーミント パティーとマーシー。
きょうは朝から、ケンカ・モード。思わず、取っ組み合いになってしまいます。
 私たちは子供時代、友達や兄弟としばしばケンかをしたもの。そしてそのケンかを通し、他の人との違いや主張の仕方、取っ組み合いになったときの力の入れ具合、やられたときの痛み、負けたときの悔しさ、仲直りの仕方など、様々なことを学んだようです。
 おとなになっても、夫婦や家族、恋人、友人、職場の仲間など一緒に過ごす時間が長い相手とは、ときに言い争いになるのが当たり前。ケンカは、いわばお互いの関係を大切にしているからこそするもの。これからも一緒に過ごし、共同で何かを育んでいきたいから、率直に意見をぶつけ合う。不平や不満を心に溜め込みたくないから、問題点をクリアにし、改善を計る。そんなケンカができる相手は、本当は自分にとって掛け替えのない人なのではないでしょうか。

Brücke




☛TASCHEN社

太い線がいい。

コンラストがハッキリしていて気持ちいい。

そんな印象を受けました。



Henri Matisse








☛マティスの切り絵をあつめた本。


マティスの線が美しい。きもちいい。


色もあざやか。


♪JAZZ♫✮⋆!✷