☚この題名を読んだだけで、とても素直な気持ちになった。
目次はもっといいし、本文もとてもいい。
菅原一剛さんはとてもやさしい視線を持った方なんだと思う。
>第1章 カメラと一緒に歩いてみよう。
写真の始まりは、いつもお散歩。
カメラを持って散歩してみよう。
”いい写真とは?”なんて考えずに、
発見したものをそのまま写してみよう。
そのとき感じた気持ちを込めながら。
その時感じた気持ちが、かならず写るから。
ぼくは子どもの頃からお散歩が大好きでした。
そしてお散歩とは逆に、
もともとは、写真が好きだったわけではありません。
ところが今では、そのどちらも大好きです。
実は、このふたつは驚くほどよく似ています。
お散歩の最大の楽しみは、たとえ慣れ親しんだ場所でも、
いつも新しい発見があることだったりします。
時間帯が変われば、同じ場所とは思えないほどに、
その光景は変わります。季節が変わればなおさらです。
新しい発見というのは、いつの日も不思議と、
ぼくたちを幸せな気分にしてくれます。
それは写真も同じだったりするのです。
いくら頭の中で「こんな写真が撮りたいな」と思っていても、
何といっても写真の場合は被写体という相手が必要で、
相手にも都合があります。
だから、相手に対して一方的に眼差しを向けたところで、
思い通りの写真が撮れるとは限りません。
そんなときには、どうしたらいいでしょう?
…
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