2009/11/30
2009/11/29
AS YOU LIKE IT~お気に召すまま~
☚昭和五十六年七月二十五日発行
平成二十年五月五日第三十八刷
Author:William Shakespeare
勝手な恋にまつわる思考がわたし(たち)と通じているところがあって興味深い。
本当に昔っからの大きな関心事なんですね。
もちろん、恋というのは仕事と立派に並列できるものだと思う。
それぞれに没頭したいな!
登場人物達が、自分の世界で、それが全世界だと思って生きている感じ、あまり他の事を気にしていないような奔放さ、素直さが羨ましい。
(これはわたしが使える言葉なのかな??)
にしても登場人物の名前がなぜ、かぶっているのだろう。
ひとつの物語なのだから、せめてみんな違う名前にして欲しかったなぁ。
だって、読解力の乏しいわたしは理解に苦しむじゃない?
物語が舞台の台本のように進むのが新鮮でした。
2009/11/28
2009/11/18
2009/11/15
脳の中の小さな神々
☚2004年7月10日第一刷発行
茂木さん著
この本はきむきむがくれた。
ありがとう、きむきむ!!
一番の衝撃は、
茂木さんの奥さんが「世界の中心で、愛を叫ぶ」を10ページぐらい読まれて、ゴミ箱に捨てちゃったというP.233の4行です。
わたしはリサコ(専門時代の友達)に借りて読んだ。
一応最後まで読みました。
ジーンとした気がする。
子供騙し的要素があるのかな。
ディテールは覚えていない。
茂木さんの奥さんはすごいな!!
脱線しますが、「東京タワー」も感動した記憶はありますが
結末をよく思い出せない。
案外結末を思い出せない本が多い。(特に昔読んだ本)
悲しい。
逆に結末が印象的だった本は
「吾輩は猫である」夏目漱石、
「正義と微笑」太宰治、
「老人と海」ヘミングウェイ かなぁ。
そんなふうに終わるんだ!って驚きみたいな"へぇ~"がありました。
話を戻し。
"アーティストの役割というのは美しい物を生み出して、そういうクオリアを人々の脳のなかに与えることなんじゃないでしょうか。(中略)ポジティブ、ネガティブっていうのはあとから人間がつける価値判断ですけど、どういうクオリアをその人が感じていたかという履歴にかなり依存すると思いますね。"
アーティストに限らず、わたしも美しいものに触れ合っていることは大切だ。
好きな芸術、自然、環境の中に少なくとも2時間は居てみることをしよう。
無理強いはだめだめ!
好きな自分の部屋でごろごろ、
好きなCaféでずーっと読書、いいね!!
知らぬ場所にいると"早く家に帰りたい!"って思うもんね。
訳の分らぬ話の展開でごめんなさい。
好きな事をやっているのが一番幸せだ!!
いいのだ、みんな好きに好きな事を続ければ。
シェークスピアも”As you like it”って言っているみたいだよ!(^^)!
なかなか面白いです。
次はそれをUPできるかなぁ!
2009/11/14
きょうの猫村さん1
☚2005年7月14日第1刷発行
2005年10月11日第9刷発行
ほしよりこ
デザイナーの松村さんからお借りしましたマンガ。
人情溢れる猫村さん。
テンポがゆっくりしていて和みます。
"なんか ちょっと 大切~みないな。"
そんなことを感じました。
今週は読み切れた本がありませんでした。
ipodに夢中の1週間でした。
♫
何を聴こうかとても迷うんだ。
そんなこと無い?
夜の街にはヴァネッサ・パラディーいいよ。
ドラマの主役になった気分になります。
相手はもちろんキムタク?
いやいや、こらこら。
昼休みにサティーを聴くと
集中が増す気がします。
朝はMJかアランフェス協奏曲(村治佳織ヴァージョン)
が気に入っています。
おすすめあったら教えてね。
かなり脱線しました。
チャンチャン❣
2009/11/05
あなたにもわかる相対性理論
2009/11/03
ノルウェイの森 (上)・(下)
☚2004年9月15日第1刷発行
村上春樹
1987年講談社刊
にしても。
まず、第一番目の感想は、
すこしニヒル過ぎる気がします。
※わたし個人の勝手な感想です。
異議・意見がある方はどうぞ遠慮なくお寄せ下さい。
現代的な話し言葉で話は進むので、すごく読みやすかった。
村上春樹さんのワタナベ君を通し
精神的にとても敏感な人々を見た。
"見た。"なんて、自分とはまるで違う人々のように表現しましたが
わたしだって精神病院に通っていないだけという
その違いしか無いかもしれないのです。
それくらい、薄い線引きなんだろうなぁと思った。
ひとり個人の頭で考えた理屈のようなモノに縛られて
"こうでなくちゃ、ダメだ"とか
"そういうはずだ、そうでない自分はおかしい"とか
"そうあるべきなんだ"とか思っちゃダメだと思った。
体の素直な反応を受け入れなきゃいけないんだと思った。
どれだけ素晴らしい理屈的なモノであっても、
頭と体は違うらしいのだ。
(最近のわたしはそう思っています。)
違うと割り切れたら、
自殺しなくても良かったんじゃないかな?
(それじゃ物語は成立しずらいのかもしれないけど)
そして、セックスでそんなに自分を追い詰めるのだったら、
それほどの悩ましい問題であるのなら、
セックスをしなければいいだけの話ではないのか?
死を最終的に選ばざるを得ない状況に陥るまで
強いる事では無いと思うんだけどな。
主人公の2人
そうせざるを得なかったようには見えなかったけどな。
2人とも冷静だったもん。
この物語はどのへんまで等身大に捉えていいのか判りませんでした。
村上春樹さんのこの本は映画化されるほどだから
多くの人々に受け入れられているのでしょうけれど。
わたしもそのうち賞賛せずには居れなくなるかな??
最後にワタナベ君が生きてくれて良かった。
2009/11/01
友情
☚昭和二十二年十二月二十五日発行
平成九年五月二十五日 百十六冊
武者小路実篤
読みたい・読むべき本はどんどん嵩張る一方。
ぱらとめくった自序が心臓に突き刺さる。
散歩しながら読書に耽った。
品川~五反田~目黒~恵比寿~電車~家まで2時間ふらふら歩きながら。
今日はいつもの道が違う風景に見えるほど、気持ち良い。
風の強い日。
今年の冬を迎えるにあたり、わたしは少し戸惑っている。
今までの東京の冬をどう過ごしていたのか忘れてしまった。
あまり鮮明な思い出が蘇らない。
いつも新しい季節を迎えようとする時、微かな記憶の破片とか
匂いとか
音楽とかが、
今年もこの季節がやってきたよ、って前振りしてくれるけど
今年はそれがほとんど無い。
不思議だ。
それは幸せとか不幸せとかじゃない。
ただ、無常に巡って来た。
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