2010/02/27
2010/02/14
幸せはすべて脳の中にある
☚2010年2月28日第1刷発行
Author:酒井雄哉、茂木さん
わたしは、この本が好きだ。
酒井雄哉さんを前に
茂木さんの力がどんどん抜けて、自分の質問をなさったように感じる。
茂木さんは、相手の話を引き出すのが仕事で、いつも対談相手と会場のことを考えていなくてはならないけど、ここ(お二人が対話なさった場所)では、すごく茂木さんは軽く(解放的に)喋っていらっしゃったのではないかなぁ。
茂木さんも100も承知のことでも
信頼する人からのその一言、その言葉、事実(もしくは、そう思っていて間違いないこと)を言って欲しいことがあるんだ。
それを、聞きたかったんだ、
そして、それを酒井さんにおっしゃって頂いて
茂木さんは新に安心して、それでいいのだ、とお思いになられたのではないかなぁと
私はそう感じました。
この本は、わたしにとっても最も違いの際立つ一冊になる気がします。
酒井雄哉さんとの対話は
茂木さんにとって、大変な宝物になる気が
わたしはします。
この本の題名がまさに、その答えになっているのですが、
二人の対話を読むと具体的によく分かってきます。
後半になる程、面白く感じます。
「必然」など、存在しない。
わたしもそう思う。
「べき」を、私(自分)・あなた・第3者に強いてしまうことが
煩わしい悩みになる。
自分にとってのベスト(※ここでは愛する相手のベストが自分のベストだとすることも含む)を選ぶことだけが、必要だと思う。
(※ただ、「べき」っていうのは、対象に対して真摯な熱い想いがあるから発生する感情かなぁと思う。そうであるならば、それは全く素晴らしいことなので、どんどん意見を戦わせないといけない。そんな時は誰も自分の幸せや安定を求めているんじゃないもんね。広く大きな世界に対しての発信、貢献、奉仕だもんね。それと、自分の精神的な癒しは個人でバランスを考えておくことが必要だね。)
どうやってそれを振り分けたり、決定するのかは
それは自分の心に聞くだけだ。
その選択が一時的に(人それぞれかかる時間、気付くタイミングは違うと思うが。)後悔されて、腹が立っても、すべては自分の力に結びつくことが私には分かってる。
ひとつ、そういう経験をしたから、とても強くなれたと思っています。
(人間としてまだまだだけど。)
そうして、やった=行動した結果、自分の力に帰結していることを知った時、それは「必然」だったと、すべての事象に感謝するんだと思う。
わたしは、すべてに感謝しているよ!(^^)!
だれにも怒って無い。
わたしをリストラした人にも、とても感謝してる。
わたしは、リストラが無かったら腐って死んでたと思うもん!
2010/02/11
『変身』について感想追加。
『変身』について少し感想を追加します。
グレーゴル本来の意識から、すっかり今の自分の姿=馬糞虫(“まぐそむし”と家政婦に呼ばれる)中心になったあたりから、グレーゴル視点の物語りから、第3者視点(つまりカフカ視点ということになるのかな。)の物語りになる。
それが一層、グレーゴルがグレーゴルではなくなってしまったという事実を読者に認めさせる。
物語の始めには“彼は鎧のように堅い背を下にして、”とあり、カブトムシやムカデなどを想像していましたが、後半をよむとなんだかナマコのようなムカデのような軟体を想像していました。
とにかく、おぞましいことには変わりない。
そのおぞましさに似合うべく、彼の思考・行動は自己中心的になった。
動作の描写も気持ち悪くて(文章はあっさり写実的に書かれているので容易に想像できてしまった。)、本を読み終えた日の夜、鶏の胸肉を料理しようと思って肉を手に取った瞬間、馬糞虫のグレーゴルを触ったような気がして嫌になった。
みなさんに鶏胸肉に対するヘンなイメージを印象付けてしまったらごめんなさい。
鶏肉はおいしいね!(フォローになってるかな。)
うーん。
ということで、
自分がなりたい人間になる為に、
外枠から近づけて行くこともかなり効果的なのだね!(^^)!
グレーゴル本来の意識から、すっかり今の自分の姿=馬糞虫(“まぐそむし”と家政婦に呼ばれる)中心になったあたりから、グレーゴル視点の物語りから、第3者視点(つまりカフカ視点ということになるのかな。)の物語りになる。
それが一層、グレーゴルがグレーゴルではなくなってしまったという事実を読者に認めさせる。
物語の始めには“彼は鎧のように堅い背を下にして、”とあり、カブトムシやムカデなどを想像していましたが、後半をよむとなんだかナマコのようなムカデのような軟体を想像していました。
とにかく、おぞましいことには変わりない。
そのおぞましさに似合うべく、彼の思考・行動は自己中心的になった。
動作の描写も気持ち悪くて(文章はあっさり写実的に書かれているので容易に想像できてしまった。)、本を読み終えた日の夜、鶏の胸肉を料理しようと思って肉を手に取った瞬間、馬糞虫のグレーゴルを触ったような気がして嫌になった。
みなさんに鶏胸肉に対するヘンなイメージを印象付けてしまったらごめんなさい。
鶏肉はおいしいね!(フォローになってるかな。)
うーん。
ということで、
自分がなりたい人間になる為に、
外枠から近づけて行くこともかなり効果的なのだね!(^^)!
2010/02/06
変身
2010/02/04
45分でわかる! 脳を鍛える読書のしかた
☚2009年11月29日 第1刷発行
茂木さん著。
これはね、茂木さんも担当するラジオ、AM1242
オールナイトニッポンサンデーに応募して
なんとその5名様に入選(?)し頂いた本です!(♯^^♯)!
ヤフぅ~♫✷❤⋆✿!!
ありがとう、ありがとう、
みなさん、ありがとう❣
嬉しかったから、
送られてきた封筒をしおりに作り替えたの♫✷
一緒に送られてきた文章もとっておくと思い出になるねって
そう言ってくれたから、それも一緒に保管します(♯^^♯)。
表裏。
本書は2009年7月12日に開催されたブックフェアのセミナーでの講演を元にまとめられた本だそうです。
だからか、語りかけが優しいし、すごく茂木さん周辺の様子を近く感じる1冊だなぁと思いました。
ブログに近い感じの印象です。
茂木さんが活字について語っておられます。
自分の書き綴ったものが‟活字になる‟ことについての考察。
自分から離れて、改めて自分、もしくは自分が書いたものを客観視できる媒体となる。
文庫も出版社によって字の書体が違う。
それによって無意識に語りかけられる印象も、
読み手には確かに違う感性で受け取られているんだろうな!
わたしにはそうです。
とくに私の場合、"す"や"ず"でその書体による印象の違いを感じます。
活字についての思いを聴けた事が大きな収穫でした。
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