☛5月末、散歩中に立ち寄った本屋さんで購入。
私に働く力が備わっているのか…。けっこう心にズキズキと響く言葉がおおい。
下流思考がキーワードとなる。
>自分の社会人生活を振り返ってみると、「好きなことをして生きていきたい」という思いは強かったが、現実にはもちろんやりたくないことをやらざるを得ないことも多かったし、実際やってきた。しかしそれらの経験は。今から考えると自分の能力や人間としての幅を広げるのに役にたった。だから最近は、若者に対して「仕事は好きなことをやるのではなく、できることをやれ」とアドバイスするようにしている。
こういう発言をすると「若い人の夢を傷つけるのは、いかがなものか」と批判する人もいる。しかし、いくら私が「好きなことより、できることをやれ」と言っても、本当に好きなことがはっきりしている若者は、自分の道を歩んでいくだろう。実際のところ、それぐらいの強い気持ちがなければ、好きなことを仕事にする事は難しいだろう。もちろん、好きなことを仕事にするには能力も必要だ。ところが現代の若者は、好きなことを仕事にするべきだと信じ込まされて悩んでいるように見える。そういう若者にとっては、「好きなことより、できることをやれ」というアドバイスの方が正しいのではないかと思う。
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