2009/06/04

青春とは、心の若さである。


☛この本とは2007年春に出会いました。
こころに美しい風を吹き込んでくれます。
 
 
>たしかな処方箋
 
朝 めざめたとき
その日を始めるとき
この処方箋を幸せ求めて試してみたまえ
引きあうことを保証するよ
 
まず くちびると両目のほほえみから始めよう
それから ほがらかにおはようと言おう
君をしあわせにかしこくするよ
やさしい一言は君のあいさつを薫らせ
抱擁はその日を甘くする
小さな親切は待ちひそんでいる暗がりを明るくし
やわらかな言葉は澄んだバラ色で 君の顔をかがやかせる
笑い声は君が落ちこむ影を小さくするよ
 
さあ この処方箋のとおりにしてみよう
それは簡単でやさしい
まいた種を君は豊かに刈りとって
うるわしい日がたしかだよ
 
さあさあ すこし笑ってみよう
握手し ほほえもう
ほかのことはたいてい いらない
君がこの処方箋を試してみるなら
 
 
>共に歩む
  
朝が早く私を呼び
日が私と
道をゆくのを
気むずかしく思うとき
その昔のやさしさを解くとき
おどろく理由があるだろうか
私が黄金の心が止まらず
時間のみを望むとき
これは当りまえのことだろうか
それとも年をとりつつあるせいだろうか
悩むつもりはない
それが真実でも
嘆かず急がない
八十二歳であっても
新しく生まれる毎日にあいさつし
昔と同じようにしんぼう強く
しなければならない仕事をひとまわり
日々は私に施されたものだから
感謝し きげんよく 希望にあふれよう
おそらく 私は老いつつあるのだけれど
 
 
>紡ぐ
 
悲しみを夢に紡ぎ
いとくずを投げすてよう
輝く光を持ち来たりて
むなしき飾りを取りのけよう
 
迷える一葉を森に
朝露を海に
あしの葉をあずまやに
道ばたの草を花に紡ごう
 
心に高まりを
 
目には輝くほほえみを たたえ
霧のぼり霧くだれば
空に白い雲をまとわせよう

0 件のコメント:

コメントを投稿